生わさびを食べる時に欠かせないのがおろし器です。わさびのおろし器にはいくつか種類があり、おろし器によってわさびの風味や質感が変わります。
ここではそんなわさびのおろし器の種類と選び方について触れていこうと思います。
わさびおろし器の種類
わさびおろし器には様々な素材のものがありますが、「鮫皮おろし」と「金おろし」の2種類が一般的と言われています。他にもプラスチック製や陶器製、アルミ製のわさびおろし器などがあります。
俗に、わさびは金気を嫌うと言われているので、気になる方は、金属製のおろし器でおろしたわさびはすぐに陶磁器などの器に移しましょう。
粘度が高く、風味が出やすい「鮫皮おろし」
「鮫皮おろし」は目がきめ細かいため、わさびをよりクリーミーに、より細かくすりおろすことができます。そうすることでわさびの細胞が壊れ、粘度が高く風味が良いおろしわさびになります。刺身やわさび丼に使うのがおすすめです。
おろし器を使い終わった後は、たわしで軽くこすり洗いをし、しっかりと水気を拭き取り日陰で乾かしてください。
粒感があり食感を楽しむ「金おろし」
「金おろし」は「鮫皮おろし」に比べて目が荒いため、粒感のあるおろしわさびになります。わさびの辛味がすぐに来たあとさっぱりとした味わいになるので、脂身の多い肉料理等に合わせるのがおすすめです。
おろし器を使い終わった後は水洗いをし、しっかりと水気を拭き取ってください。
まとめ
わさびをより美味しく食べるため、おろし器にもこだわると味や風味に違いが出ることがわかりました。ぜひこの記事を参考にして、おろし器の使い分けをしてみてはいかがでしょうか。