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わさびの豆知識

知ってますか?本わさびと西洋わさびの違いー食べ方編

お刺身やお蕎麦など、和食の薬味に欠かせないわさび。 
一口に「わさび」と言っても、見た目も風味も全く違う2種類のわさびがあります。
ここでは、その違いを、食味や食べ方の点から触れていきます。 

本わさび

食味

本わさびの根茎の部分は風味が良く爽やかで、すりおろしてから少し経つとほのかに甘みが広がります。すった際に粘りがあるのが特徴です。 

主な食べ方ー根茎 

お寿司やお刺身、蕎麦等のシンプルな料理によく合い、薬味として使われることが多いです。 
細かく刻んで吸い物にしても風味があって美味しいと言われています。 
ご飯におろしわさびと鰹節を乗せ、醤油をかけただけのわさび丼も絶品です。 

主な食べ方ー葉と花 

本わさびは葉の部分にも辛みがあるため、刺身のつま代わりとして使えます。 
さっと茹でてお浸しにも。三杯酢で和えるとさらに風味が良くなるそうです。 
花も食べることが可能です。3月~4月の間だけ出回る貴重なもので、天ぷらやおひたしにして味わうことができます。 

西洋わさび

食味 

本わさびよりも1.5倍の辛みがあります。繊維質が多く、粘り気が無いためぽろぽろとしています。 

主な食べ方ー根茎 

辛みが強いため肉料理によく合います。 
西欧では生の西洋わさびをすりおろしたものをローストビーフやステーキに添えたり、スライスしたものを生ハムに添えたりして食べるのが一般的です。本わさびのように、カキや魚料理の薬味として使われることもあるようです。また、カクテルソースの辛みを出すためにもよく使われています。 

まとめ

同じわさびという名前がついていても、こんなに違うものだということがお分かりいただけたでしょうか。わさび製品によって、使われているわさびの種類や配合の割合が違います。ぜひ、味や風味の違いを、様々な料理で確かめていただきたいと思います。 

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