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こだわりの逸品

食品添加物を使用せず、わさび・酒粕・塩・砂糖のみでつくった、わさび漬けの隠れた逸品「限定わさび漬」

みなさん、カメヤの「限定わさび漬」という商品をご存知でしょうか? 
実はこの商品、限られた店舗でしか売られていないとてもレアな商品なのです。
しかも食品添加物が一切入ってない、素材だけの無添加食品の上、値段もお手頃という、
“いいことづくし”の驚きの商品です。
今回は、この隠れた逸品である「限定わさび漬」を特別にご紹介いたします。

開発を依頼された新商品に、社長がまさかのダメ出し

この商品がどうして誕生したのか、それは遡ること8年前のことです。
東京ビッグサイトで開催されるフーデックス(ビジネスフードショー)にカメヤ食品は毎年参加しており、この年もブースを出展していました。
様々な企業がカメヤブースに来訪し商談をしていく中、静岡県内ではテレビCMでも有名な製茶会社の社長と専務(現在の社長)が、カメヤのブースに立ち寄られました。
カメヤの商品について色々話していくうちに「是非カメヤさんに、静岡の名産品となるような無添加のわさび漬けを作ってほしい」と、新商品の開発を依頼してきました。
依頼されたわさび漬けは、香料・着色料・香辛料抽出物などが全く入っていない無添加食品で、カメヤにとっては初めての挑戦でした。

前例のない新商品を如何につくるか、研究開発チームを中心に製造担当者や営業担当者までもが協力して開発に取り組みました。そして苦心の末、試作品第1号が遂に完成します。
先ずは亀谷社長に味見をお願いしたところ、一口食べての第一声が「スーパーまずい!」「こんな辛くないわさび漬け売れるか!!」でした。
当時試作品を持っていったプロジェクト責任者の市川さんは、冷や汗がダラダラと流れ落ち、暫くその言葉が頭から離れなかったそうです。

そもそも「わさび漬け」って何?無添加にする難しさとは

元来わさび漬けとは、わさびの刻んだ葉や茎、根茎の部分を酒粕に漬けこんだ漬物です。
明治22年に開駅した静岡駅構内で販売したことが始まりと云われており、現在でも静岡県内では普通に食卓に上り、お酒のあてやご飯のお供として親しまれています。
伊豆に観光した際のお土産としても定番で、県内の道の駅や鉄道駅の売店、スーパーなどでもよく取り扱われています。

カメヤ食品では「極上わさび漬」「金印わさび漬」の2商品がわさび漬け商品の中でも群を抜いて人気で、原材料は「わさび・酒粕・塩・砂糖・調味料(アミノ酸)・香辛料抽出物」の6つのみを使用しています。

極上わさび漬
金印わさび漬

問題は、その6つの材料から添加物[調味料(アミノ酸)・香辛料抽出物]を抜いたわさび漬けを作ろうとすると、製造工程でアッという間に辛さが飛び、わさびのツンとした辛味が感じづらくなってしまうことです。また日持ちがせず、賞味期限がどうしても短くなってしまうというデメリットもあります。これをいかに解決するかが無添加商品づくりの肝となります。

わさびは丁寧に扱うべし。無添加わさび漬けの開発秘話

「わさびの辛味をいかに減らさず製造するか」
先程も述べたように、これが無添加わさび漬けをつくる中で一番重要なテーマでした。
研究を進めると、この問題を乗り越えるカギは、製造工程での素材の扱いにありそうだということが分かってきました。
元来わさびの辛味成分は揮発性であるため抜けてしまうという性質があります。そこでプロジェクト責任者の市川さんは製造工程の段階でわさびの扱い方をより丁寧にすることで辛味が飛ばないように工夫しました。また、酒粕やわさびを漬ける際の塩分濃度のバランスも無添加でない商品と変えることで、辛味とのバランスを調整しました。

洗浄中のわさび

更に、わさびの辛味は鮮度が命なので、わさびを調達した当日にはすぐさま一次加工(洗浄・塩漬け・カット作業)をし、翌日には酒粕に漬けることで辛味がなるべく飛ばないよう、努力を重ねました。
そんな艱難辛苦の末、できあがったのが、この「限定わさび漬」なのです。

わさび・酒粕・塩・砂糖のみの味わい、隠れた逸品「限定わさび漬」

さて、話を冒頭の開発依頼の場面に戻しましょう。
プロジェクト責任者の市川さんはその後、試作品をさらに見直し、わさびの辛味をなるべく保つような工夫を重ねます。そして亀谷社長に内緒で半ば強引に、依頼元の企業へ「限定わさび漬」を届けると、先方は「これでいいです」と快く受け入れてくれました。
またお客様からも「(通常のわさび漬けより)辛くなくても美味しい」と評判は上々でした。

そんな「限定わさび漬」の気になるお味は、酒粕のクリーミーでまろやかな口あたりに、わさびの刺激がツンときて、ほのかな甘みの中に芳醇な香りが余韻となって口いっぱいに広がります。後味はすっきりとして、とても上品な味わいです。
材料はわさび、酒粕、塩、砂糖の4つだけなので、素材のシンプルな旨みの中にも、わさびのシャキシャキ感とまったりとした酒粕のバランスが絶妙で、日本酒のあてに最高です。

おススメの食べ方は、炊き立てのご飯の上にわさび漬け、醤油を一滴垂らし、海苔をのせ一口でいただきます。わさび漬けの優しい甘みと辛みに、醤油の旨味と磯の風味が加わり、幸せな“ひととき”を感じることができるでしょう。

プロジェクト責任者の市川さん

今なら、JR熱海駅のラスカ熱海店、東名高速道路の海老名SAで限定販売中。
また通常、カメヤオンラインショップでは販売していない商品ですが、「限定わさび漬」を食べてみたいという方は、電話にてお問い合わせください。 この記事を読んでいただいた読者様限定で、販売したいと思います。

問合せ先 📞0120-36-9981 通販係
商品名  「限定わさび漬」

お問い合わせを、お待ちしておりますね。

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